メンタルヘルスのブログ記事

境界性人格障害の治療の中心になるのは、精神療法、すなわちカウンセリング等を用いた治療です。
患者さんの話によく耳を傾け、共感し、精神状態を安定させる事を目指して行きます。
どうしても抑うつ感や突発的な衝動が治まらない場合は、薬物療法を併用する場合もあります。

薬物療法では抗うつ剤や安定剤を使用しますが、あくまでも対症療法にすぎません。
それでも、他人に対して暴力的衝動がある場合や自殺念虜がある場合は、薬物療法で精神を落ち着かせる必要があるのです。

境界性人格障害を治すための治療において、精神療法は確かな効果がある物の、長い目で治療をして行かなければいけない為、途中で投げ出してしまう事もあるようです。
完治のためにはカウンセラーだけではなく、家族をはじめとした周りの人が患者さん自身と向き合い、サポートして行く必要があります。

境界性人格障害は、普通の精神状態が保てない状況で成長した場合に発症すると言われています。
親の虐待、ネグレクト、過保護などの状態が長く続いたために精神的に安定を欠いてしまった結果発症するので、すぐに治るというものではないのです。
治療期間には個人差があり、非常に長くかかる人もいるかも知れませんし、一見治ったように見えてもいつ再発するかは分からないのです。

境界性人格障害の人と向き合うのはときに困難な事ですが、周囲の人たちは患者さんを理解し、温かい目で向き合ってあげる事が何よりも大事です。

患者さんとしっかり向き合うためにも、家族もカウンセリングを受けてみてもいいのではないでしょうか。
また、しっかりと治療を継続出来るような環境づくりを心がけるようにするといいですね。

強迫性障害の症状は誰にでもある

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あなたは、思い当たる部分がありませんか?

「縁起かつぎや迷信に異常にこだわってしまう」
「いつも自分が病気なのではないか、病気になるのではないかと不安になる」
「自分の体が汚いような気がして、何度も手を洗ったり入浴したりしてしまう」
「他人を自分が知らないうちに傷つけているのではないか非常に気になる」
「自分が自殺してしまうのではないかといつも怯えている」

これらは、強迫性障害という精神的疾患の症状で、それぞれ「縁起恐怖」「疾病恐怖」「不潔強迫」「加害恐怖」「自殺恐怖」と呼ばれています。強迫性障害は心理的な原因で発症するという説が過去にはありましたが、現在は脳の機能障害が原因ではないかと考えられています。しかしながら、依然として明確な原因は特定されていません。

程度の違いこそあれ、人は誰しもこれらの不安を抱いたり、自分だけのこだわりを持ったりするものです。しかし、こだわりすぎて常識の範囲を超えてしまった場合、強迫性障害が疑われます。

自分だけのこだわりとは、例えば、ズボンや靴下、靴を履く時に、どちらの足から履くか常に決めるような事です。それは単なる癖であったり、その人独自の縁起かつぎだったりするのですが、違う方から履いてしまうとちょっと変な感じになったりします。でもこの事が原因で「強迫行為」をしてしまうと言う事は無いので、強迫性障害とは言えません。

しかしながら、強迫性障害ではなくとも、似たような感覚を感じた時に一人で不安を抱えて、「強迫性障害なのではないか」と信じ込むことは、むしろ発症につながるので問題です。強い不安を感じたり、こだわりが強く出過ぎたりするときは、心療内科や精神科、またはカウンセラーなど、専門的な医療機関を受診する事をお勧めします。

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